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第75回国民体育大会《燃ゆる感動かごしま国体》の開催について
第75回国民体育大会および第20回全国障害者スポーツ大会の開催について、
(公財)日本スポーツ協会から発表がありましたのでお知らせいたします。
詳しくは
こちら(JSPOウェブサイト) から。
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《燃ゆる感動かごしま国体》馬術競技リハーサル大会の中止について
第75回国民体育大会《燃ゆる感動かごしま国体》馬術競技リハーサル大会
兼 第56回九州馬術大会の中止が決定されましたのでお知らせします。
詳しくは
こちら(霧島市ウェブサイト) から。
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検査・予防接種実施要領の変更について(日本脳炎予防接種義務の削除)
今年、JRA(日本中央競馬会)施設の入厩要件から日本脳炎予防接種義務が削除されました。
日本脳炎はコガタアカイエカを媒介して伝播する伝染病ですが、感染している馬→蚊→健康馬への伝播力は無視できるほど低いものとされており、競技会場等で馬同士の接触があっても伝染する心配がない(拡大の心配がない)ことが理由です。
これを受けて、【日馬連検査・予防接種実施要領】の日本脳炎予防接種義務についての項目を削除し、2020年4月1日から施行いたします。
しかしながら、今でも日本には、日本脳炎の感染豚が存在し、感染豚→蚊→馬のルートで感染する危険性があります。したがいまして、皆さんの愛馬の罹患を防ぐために予防接種が推奨されます。
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《いきいき茨城ゆめ国体》地元茨城県が優勝
《いきいき茨城ゆめ国体》は最終日の今日、3つの競技が行われました。
【第21競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技】
13人馬が出場したこの競技は1位と2位が大接戦となりました。中村公子&ディジャズF(奈良県)が70.755%で優勝、地元茨城県の齋藤久未&フルストプレスが0.03ポイント差の70.725%で2位、北川真弓&ラモン340(三重県)が67.435%で3位でした。
▲中村公子&ディジャズF
「駈歩の半ピルーエットで止まってしまうという大きなミスがあったのですが、ギリギリで勝つことができました。全日本に向けてコンディションを調整して、あの馬のいいところを活かして乗れたらいいなと思っています」
【第22競技 少年 トップスコア競技】
この競技には24人馬が出場しました。優勝は地元茨城県の中島双汰&ダイワシュガー。120点障害で落下がありましたが、冷静に対応して早い足取りでコースを回って1430点を獲得しました。2位は1150点の藤本広志&セリーノ6(長崎県)、3位は1080点の桝井光&コンフィアンス(愛媛県)でした。
▲中島双汰&ダイワシュガー
「120点の障害を落下したときはちょっと焦りましたが、まだ可能性はあると思って走りました。パーフェクトな走行ではなかったので素直に喜べないところはあるのですが、優勝した瞬間はホッとしました。茨城県の天皇杯獲得に貢献できて良かったです」
【第23競技 成年男子 六段障害飛越競技】
直線上に並べられた6つの連続した障害物を飛越していくこの競技。最終障害150cmからスタートしました。最終障害161cmの第1回ジャンプオフには8人馬、171cmの第2回ジャンプオフには6人馬が進み、181cmに上がった第3回ジャンプオフには3人馬が進出しました。渡邉智之&ハリーポッター・D(静岡県)は181cmを完飛しましたが、ひとつ前の第5障害で落下が出てしまいました。増山誠倫&ジョニーブロント(栃木県)と藤谷喜晴&ザンジバル(和歌山県)はいずれも最終障害を落下、3人馬とも減点4で同率優勝となりました。

▲181cmの最終障害を完飛した渡邉智之&ハリーポッター・D

▲3人が同率優勝。左から藤谷、増山、渡邉
「この大会は馬の調子が悪くて不安だったのですが、優勝することができて嬉しいです。コンビ4年目でみんなに“似た者同士”と言われています(笑)」(藤谷)
「19歳のジョニー、頑張りました。(障害間が)届かなくて大変だったのですが、何とか抜けてくれて本当に感謝です。少年の時以来の優勝でとても嬉しいです」(増山)
「2年前の国体でも5番障害を落として最終障害をクリアしたので、そこは意識していたのですが……。3回目の国体で優勝できて運が良かったなと思っています」(渡邉)
全23競技を終えて、地元の茨城県が天皇杯(男女総合)・皇后杯(女子総合)とも優勝しました。
「天皇杯・皇后杯のダブル優勝という最高の結果で終えることができ、県の皆さんには本当に感謝しています。緊張感もあり選手はそれぞれプレッシャーを感じていたと思いますが、最初の良い流れを最終日までつなげられたと思います。これで終わりではなく、ここからまた少年選手を育て、茨城県の馬術界をもっと良くしていきたいです」(中島悠介監督)
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《いきいき茨城ゆめ国体》第5日目(10/3) 成績(10/3 12:15更新)
茨城県那珂市 県立水戸農業高等学校 特設馬術競技場にて開催中の《第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)馬術競技会》第5日目(最終日 10/3)の成績表を掲載いたします。
(各競技名をクリックするとPDFファイルが開きます。)
【第5日】10月3日(木)
第21競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技
第22競技 少 年 トップスコア競技
第23競技 成年男子 六段障害飛越競技
第5日目成績表一括ダウンロード(PDFファイル3ページ)は
こちらから
大会全成績表一括ダウンロード(PDFファイル28ページ)は
こちらから
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記事更新履歴
10/3 10:25 新規掲載(第22競技 成績掲載)
12:00 第21競技 成績掲載
12:15 第23競技 成績掲載、第5日目全成績・大会全成績 掲載
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《いきいき茨城ゆめ国体》4日目レポート(その2)
【第18競技 成年男子 国体大障害飛越競技】
この競技には16人馬が出場して、そのうち7人馬がジャンプオフに進みました。最初にダブルクリアラウンドしたのは小牧加矢太&ガルーファンデスケンメルスベルグ(千葉県)で38.62秒でしたが、直後に鯨岡啓輔&クワイトライト(東京都)が3秒以上も早い35.33秒を叩き出して優勝を決めました。このコンビは初日のトップスコアに続いて2勝目を挙げました。3位は減点4のうちタイムが早かった髙田潤&ジルヴァーナ(京都府)でした。
▲鯨岡啓輔&クワイトライト
「満足です。その一言しかでてきません。馬の調子が良いのはわかっていたので、あとは自分が馬のクオリティを発揮させることを心がけました。前の馬の足跡よりも内を走ってゴールしてタイムを見た瞬間、優勝を確信しました。感無量です」
【第19競技 成年女子 トップスコア競技】
この競技には25人馬が出場しました。増山久佳&ジョニーブロント(栃木県)がミスなくすべての飛越を得点につなげて1550点で優勝、惜しくも120点の障害物を落下してしまった山口真奈&ジュリアス・ファータ(東京都)が1480点で2位、川口雅美&サムライブルー(静岡県)が1380点で3位となりました。
▲増山久佳&ジョニーブロント
「これまで10回以上国体に出ているのですが、初めての優勝です。私は普段スピードが遅いのですが、今回は意を決して走りました。頑張ってくれたジョニーがすごかったです」
【第20競技 少年 ダービー競技】
この競技には20人馬が出場しました。全長640mの長丁場をノーミスで走行したのは6人馬でした。ジャンプオフでは2人馬がクリアラウンド。36.61秒の鶴見汐花&カタリーナ(栃木県)が優勝、37.43秒の蒲原宏典&クラリス(高知県)が2位、1落下があった道下せな&セルヴィス(愛媛県)が3位でした。
▲鶴見汐花&カタリーナ
「ジャンプオフではプラン通りの歩数で行けなかったり、一瞬経路がわからなくなったりしたのですが、カタリーナが本当によく頑張ってくれました。6年間コンビを組んでいる馬で、感謝しかありません」
4日目終了時点の総合成績は、地元の茨城県が116ポイントを獲得して2位に38点差で独走態勢に入っています。
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《いきいき茨城ゆめ国体》4日目レポート(その1)
《いきいき茨城ゆめ国体》馬術競技は4日目の今日、5つの競技が行われました。
【第12競技 少年 団体障害飛越競技】
この競技は、2人と1頭でチームを組み、1人は自県の馬、もう1人は相手県の馬で走行します。大会2日目に第1回戦と準々決勝を実施しており、今日はベスト4チームが準決勝に臨み、三重県対愛媛県は愛媛県、茨城県対千葉県は千葉県が決勝に駒を進めました。愛媛県は奥野景虎が自馬のアスランZ、桝井光が相手チームのアブソリュートに乗り、富永翔が2人をサポートして総減点8、千葉県は村尾颯宥が自馬のアブソリュート、安西紘一が相手チームのアスランZに乗って総減点13で、愛媛県が優勝、千葉県が2位となりました。3位は三重県でした。
▲奥野景虎&アスランZ
「アスランZは2年くらい乗っている馬で、とてもいい子です。優勝することができてものすごく嬉しいです。来年もまた出たいです」(奥野)
▲桝井光&アブソリュート
「自分のタイムと減点次第で順位が決まる状況でしたが、そんなに焦ることもなく冷静に回れました。ちょっとミスしたところは馬がカバーしてくれました。これまでで一番いい成績がとれました」(桝井)
【第17競技 少年 自由演技馬場馬術競技】
この競技には14人馬が出場し、吉田友里恵&ゲージスター(神奈川県)が唯一70%を超える70.325%を出して優勝しました。2位は68.285%の地元茨城県の山蔦桜子&トゥルバドゥール、3位は67.950%の櫻井綾音&アイテンツ(奈良県)でした。
▲吉田友里恵&ゲージスター
「初日の規定演技はミスもあって3位と悔しい思いをしたのですが、今日は気持ちを切り替えてポジティブに乗ることができました。ゲージスターの良いところを出していくことを意識して演技することができました。馬を貸してくださったオーナーさんと先生に感謝しています」
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《いきいき茨城ゆめ国体》第4日目(10/2) 成績(10/2 17:10更新)
9月29日から10月3日まで、茨城県那珂市 県立水戸農業高等学校 特設馬術競技場にて開催中の《第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)馬術競技会》第4日目(10/2)の成績表を掲載いたします。
(各競技名をクリックするとPDFファイルが開きます。)
【第4日】10月2日(水)
第17競技 少 年 自由演技馬場馬術競技
第18競技 成年男子 国体大障害飛越競技
第12競技-2 少 年 団体障害飛越競技(準決勝・決勝)
第19競技 成年女子 トップスコア競技
第20競技 少 年 ダービー競技
第4日目成績表一括ダウンロード(PDFファイル6ページ)は
こちらから
第1日目・2日目の成績は
こちらから
第3日目の成績は
こちらから
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記事更新履歴
10/2 10:50 新規掲載(第18競技 成績掲載)
13:20 第17競技、第12競技-2 成績掲載
15:05 第19競技 成績掲載
17:10 第20競技成績、4日目全成績 掲載
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《いきいき茨城ゆめ国体》3日目レポート(その2)
【第15競技 成年女子 標準障害飛越競技】
この競技には22人馬が出場して6人馬がジャンプオフに進み、そのうち4人馬がダブルクリアラウンドしました。優勝は、攻めの走行を見せた地元茨城の吉澤彩&アリス・スプリングスで、33.13秒を叩き出しました。僅差の2位は33.77秒の重枝佑佳&チアーズ(山口県)、3位は34.02秒の山口真奈&ジュリアス・ファータ(東京都)でした。
▲吉澤彩&アリス・スプリングス
「オリンピックを目指してヨーロッパで活動していて、国体のために1週間だけ帰ってきました。この馬に乗ったのは今日が2回目でした。最初の走行で感覚をつかんで、ジャンプオフでは攻めることができました。茨城は好調なので、足を引っ張ったらどうしようと思っていたので、この結果が出せてホッとしました。明日のトップスコアでも守りに入らず、馬を信じでやれるだけやろうと思っています」
【第16競技 少年 リレー競技】
この競技は2人でチームを組んで1つのコースを回るもので、途中のリレーがポイントとなる。前段の人馬が6番障害を飛越、着地した瞬間に、後段は7番障害に向かって踏み切ることができる。また、1落下は走行タイムに4秒が加算されるというスピード&ハンディネス方式だ。優勝は54.82秒の櫻井綾音&C’sジェリービーンと筒井龍伸&ジャンヌ(奈良県)、地元代表で兄妹でチームを組んだ中島双汰&ダイワシュガーと中島妃香留&ひなざくらが55.00秒で2位、タイムは最速だったが1落下があって56.98秒となった飯隈亮介&クレオパトラと上村司&フリーデンティアモ(鹿児島県)が3位となった。

▲櫻井綾音&C’sジェリービーン(左)と筒井龍伸&ジャンヌ(右)
「去年と一昨年、この種目は奈良県が勝っていたので結構プレッシャーを感じていたのですが、優勝できて良かったです。リレーのバトンタッチでできるだけタイムを縮めたいと思っていて、そこもうまくいきました。その後は落下してもいいからとにかく走ろうと思っていて、ばっちりでした」
3日目終了時点の総合成績は 茨城県が101点で2位に大きく差をつけて首位に立っています。
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《いきいき茨城ゆめ国体》3日目レポート(その1)
《いきいき茨城ゆめ国体》馬術競技は3日目の今日、5つの競技が行われました。
【第8競技 成年男子 国体総合馬術競技】
馬場馬術と障害馬術の複合競技で、今日は2つ目の種目の障害馬術競技でした。出番順は馬場馬術の暫定順位のリバースオーダー。暫定1位と2位の差は3.1点で、1落下で逆転する状況でした。暫定2位の楠木貴成&アプサントデュロワール(北海道)がきっちりクリアラウンドしてトータル減点30.4で2種目を終え、最後の出番は地元茨城の中島悠介&クレジットクランチ。規定タイムを1秒オーバーしましたがトータル減点27.7で優勝を決めました。3位は谷口真一&コーネット(滋賀県)でした。
▲中島悠介&クレジットクランチ
「地元国体での優勝はずっと目標にしていたことだったので、それが実現できて本当に嬉しいです。プレッシャーはありましたが、馬とのコンビや、これまで積み上げてきたチーム茨城の後押しがあったので、ベストパフォーマンスをする自信がありました。僕は監督も務めているのですが、茨城県はここまで全競技入賞してきているので、あと2日、チーム全体の体調とモチベーションの維持に努めていきます」
【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
この競技は自由演技国体成年馬場馬術課目で行われました。林伸伍&エルメロ(北海道)が71.175%で規定課目に続いて優勝、2位は70.410%の地元の齊藤圭介&フルストプレス、3位は70.025%の原田喜市&エジスター(岡山県)と、上位3人馬は70%を超えました。
▲林伸伍&エルメロ
「メンタルが難しい馬ですが、今日は初日より落ち着いて演技をすることができました。初日にすごく物見をしたので、観客席に近づかないようにするなど、馬が集中しやすい経路に変更して臨んで、それがうまくいきました。国体の後は全日本馬場のセントジョージクラスに出場する予定です」
【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
この競技には26人馬が出場し、ほぼ半数の12人馬が第2段階に進みました。そのうちクリアラウンドしたのは6人馬で、第2段階のタイムで順位が決まりました。地元茨城の尾野綺乃&フェラーリが25.92秒で優勝、小栗麻莉乃&マリアンモナーク(岐阜県)が26.04秒で2位、杉本鷹哉&ディナスティ(鹿児島県)が28.19秒で3位となりました。
▲尾野綺乃&フェラーリ
「優勝が目標でしたが、とりあえず3位以内を目指して頑張ろうと思ってスタートしました。フェラーリが最後まで頑張って走ってくれて、監督、コーチ、茨城の皆さんの支えがあって優勝することができて、本当に嬉しいです。去年と今年とではプレッシャーが全然違ったので、結果を出せてホッとしました。明日は団体障害飛越競技があるので優勝目指して頑張ります」
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