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障害馬術本部
2025 年 11 月 16 日
《全日本障害PartⅠ》最終日レポート
 《第77回全日本障害馬術大会2025 PartⅠ》は最終日の今日、全日本障害飛越選手権競技、中障害A決勝、中障害B決勝の3競技を実施しました。

 全日本障害飛越選手権競技には21人馬が出場しました。中盤に走行した福島章&メッサリーナPS(STAR HORSES)が減点0でゴール、後続の人馬がそれを追いましたがクリアラウンドは出ず、福島&メッサリーナPSの優勝が決まりました。1落下の減点4が4人馬で、タイムの早い順に79.68秒の佐藤賢希&コンタドーラ(明松寺馬事公苑)が2位、83.10秒の増山誠倫&廬山(小山乗馬クラブ)が3位となりました。


▲選手権競技 入賞選手


▲優勝 福島章&メッサリーナPS
「優勝が決まった瞬間は夢みたいで信じられませんでした。とても嬉しいです。自分の出番もあった中、調整してくれた主人のおかげですし、本当にメッシーが頑張ってくれました。大障害の高さはリスクもあるので、メッシーが怖いと思うことなく、来年もこの高さを気持ち良く飛べるようにトレーニングを頑張りたいと思います」

 中障害A決勝競技には20人馬が出場、唯一クリアラウンドした上野剛&ドゥーザベスト(上野乗馬苑)が優勝しました。減点4が6人馬でタイム順に山口敬介&クインティナ(滋賀県乗馬連盟)が78.96秒で2位、眞田翔&ディアラ(眞田ライディングクラブ)が81.90秒で3位でした。


▲中障害A決勝 入賞選手


▲優勝 上野剛&ドゥーザベスト
「嬉しいです! 前の走行者のことはあまり考えず、自分が満点で帰ってくることだけを考えながら、ちょっと後続にプレッシャーを与えられればいいかなと思っていました。スピードも力もある馬で、先月150cmクラスに使ってみたら感触も良かったので、来年はクラスを上げて選手権に挑戦したいと思っています」

 中障害B決勝競技には36人馬が出場し、8人馬のジャンプオフが成立しました。タイムが徐々に縮まっていき、最後に登場した梁川正重&コグバーン(早来エクワインファーム)が30.66秒のトップタイムで優勝を決めました。2位は31.26秒の福島大輔&フォーザビートPS(STAR HORSES)、3位は32.89秒の武道芙紀&アンカレッジ(エンゼル乗馬クラブ)でした。


▲中障害B決勝 入賞選手


▲優勝 梁川正重&コグバーン
「ものすごく嬉しいです! 3日間、こんな完璧な走行ができるとは思わなかったです。日に日に調子が上がって、今日が一番いい感じでした。僕の前が福島(大輔)さんだったので、走行を見て福島さんより1歩少なくと思って走りました。うまくいきました。来年に向けてはオーナーさんとどのクラスにするかを相談し、また全日本の舞台に立てるよう調整したいと思います」

大会の全結果は特設サイトでご確認いただけます。

全日本障害飛越選手権の模様は
11月30日(日)15:30~ Eテレ
で放映される予定です。ぜひご覧ください。


 
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障害馬術本部
2025 年 11 月 15 日
《全日本障害PartⅠ》2日目レポート
 《第77回全日本障害馬術大会2025 PartⅠ》2日目は各クラスの標準障害競技を実施しました。

 大障害飛越競技は26人馬中4人馬が減点0でゴール、73.33秒の川口大輔&サムライブルー(ライディングクラブフジファーム)が1位、74.38秒の草薙達也&カスカーザ(座間近代乗馬クラブ)が2位、74.52秒の川合正育&プロミスZ(株式会社日本電気保安協会馬術部)が3位でした。


▲大障害飛越競技 入賞選手


▲1位 川口大輔&サムライブルー
「馬が待機馬場で一瞬躊躇したところがあったので、中でも気合いを入れていこうと思って臨んだのが良かったです。明日の選手権に向けて、馬の体力面が少し心配ですが、体力を温存しつつ気合いを入れてやっていきたいと思います」

 中障害A標準競技には31人馬が出場しましたが、クリアラウンドは石丸千愛季&オデソン(JRA競馬学校)のみでした。2位はタイム減点1の池田弘彰&ウィレム・ファーイースト(OISO乗馬クラブ)、3位は減点4の中で最もタイムが早かった桝井俊樹&シャリナDP(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)となりました。


▲中障害A標準競技 入賞選手


▲1位 石丸千愛季&オデソン
「今日はあまり深く考えずにシンプルに今までやってきたことをやろうと思って、冷静に乗れました。明日は5cm上がるので、今できることを精一杯馬と一緒にやりたいと思います」

 中障害B標準競技には57人馬が出場しました。クリアラウンド12人馬のうち、最もタイムが早かったのは57.54秒の梁川正重&コグバーン(早来エクワインファーム)で、予選競技を連勝しました。2位は58.81秒の福島大輔&フォーザビートPS(STAR HORSES)3位は58.87秒の梁川正重&ラリーノ(早来エクワインファーム)で、梁川選手は2頭の馬で上位に入賞しました。


▲中障害B標準競技 入賞選手


▲1位 梁川正重&コグバーン
「(予選2勝は)すごいですね。調子いいです。明日の決勝もこの調子のままいけるように頑張ります」

明日は全日本障害飛越選手権と中障害A、中障害Bの決勝競技を行います。

出番・結果等は特設サイトでご確認いただけます。

 
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障害馬術本部
2025 年 11 月 14 日
《全日本障害PartⅠ》開幕
 《第77回全日本障害馬術大会2025 PartⅠ》がJRA馬事公苑で開幕しました。この大会では大障害(選手権競技)、中障害A、中障害Bの3種目を実施、初日の今日は各クラスのスピードアンドハンディネス競技を行いました。

 大障害スピードアンドハンディネスには28人馬が出場しました。昨年の選手権競技優勝人馬、佐藤賢希&コンタドーラ(明松寺馬事公苑)が1落下のプラス4秒がありましたが、総タイム73.65秒で1位となりました。2位は75.22秒の増山誠倫&廬山(小山乗馬クラブ)、3位は80.06秒の川合正育&プロミスZ(株式会社日本電気保安協会馬術部)でした。


▲大障害スピードアンドハンディネス 入賞選手


▲1位 佐藤賢希&コンタドーラ
「いい感じです。フレンドシップを使わずに温存して今日が初日でした。馬のリズムで走っていい調整ができて、上々の出だしになったと思います」

 中障害Aスピードアンドハンディネスには33人馬が出場しました。山口敬介&クインティナ(滋賀県乗馬連盟)が66.31秒で1位、吉田ことみ&ブロフSZ(JRA馬事公苑)が67.92秒で2位、中谷彩夏&Eアルバ(ステーブル小淵沢)が68.30秒で3位となりました。


▲中障害Aスピードアンドハンディネス 入賞選手


▲山口敬介&クインティナ
「勝ちを狙っていたわけではなく、馬のペースで走ったら結果的に1位でした。明日以降も良い走行ができればと思っています」

 中障害Bスピードアンドハンディネスには59人馬が出場しました。出番3番の梁川正重&コグバーン(早来エクワインファーム)が65.70秒で1位、福島大輔&アジュールJH(STAR HORSES)が66.55秒で2位、岩谷一裕&ダレナデイドリーム(ラクエドラゴンホースパーク)が67.99秒で3位でした。


▲中障害Bスピードアンドハンディネス 入賞選手


▲梁川正重&コグバーン
「出番が早かったので勝てるかどうかわからなかったのですが、1位で良かったです。明日はもう少し丁寧に乗って最終日に備えたいと思います」

出番・結果等は特設サイトでご確認いただけます。


 
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障害馬術本部
2025 年 11 月 6 日
障害馬術海外強化合宿を開催しました(オランダ)
11月4日~5日にかけて、オランダ・ピールバーゲンにて、障害馬術海外強化合宿を開催いたしました。
ノルウェー及びスウェーデンのナショナルチームコーチを務めた経験のあるPether Markne氏(スウェーデン)を招いたこの合宿には、ヨーロッパを拠点に活動している選手9名、馬匹13頭が参加しました。


左から、亀田コーチ、グゼッラ平澤選手、布施常務理事、Markne講師、中野監督、
杉谷選手、滝澤選手、上村選手、佐藤選手、林選手
馬上左から、井元選手、Haase 柴山選手


大久保選手とMarkne講師


中野監督から
1日目は、フラットワークを中心に基礎的なトレーニングを行い、2日目には、キャバレッティや低い障害を飛び、障害に対するアプローチ等のトレーニングを行いました。競技会で参加出来なかった選手もいますが、多くの選手が参加してくれて、直接色々な話をすることができました。また、各選手のレベルも把握することができて、非常に有意義な合宿となりました。
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障害馬術本部
2025 年 10 月 29 日
《全日本障害PartⅠ》特設サイトおよび事前登録について
 11月13日~16日に開催する《第77回全日本障害馬術大会2025 PartⅠ》の特設サイトおよびリストバンド事前登録についてご案内いたします。

◆特設サイトについて
今後、タイムテーブル、連絡事項、出番表、結果等について、すべて特設サイトに掲載いたしますので、ご確認ください。

 特設サイトはこちらから

◆リストバンドの事前登録について
ドーピング検査に係る厩舎セキュリティー実施のため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

《リストバンド配布上限枚数》
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

11月4日(火)までに、所属団体の代表者は特設サイトより、選手・関係者のリストバンド事前登録を行ってください。事前登録をしていただいた人数分のリストバンドは、入厩時に馬番号札とともに、会場にてお渡しいたします。

 事前登録はこちらから


※取材・撮影等のための来場を希望される方は広報担当までお問合せください

◆LINEオープンチャットについて
特設サイトに情報がアップされた際に、LINEのオープンチャットにて随時お知らせいたしますので、以下QRコードを読み込み、事前にご登録いただきますようお願いいたします。






 
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障害馬術本部
2025 年 10 月 28 日
《全日本障害Part I》エントリー確定&選手交代について
11月13日から16日までJRA馬事公苑にて開催します《第77回全日本障害馬術大会2025 Part I》の申込受付は締切日(10/27)をもって終了しました。

大障害飛越競技、中障害飛越競技A/Bのエントリーについて、別紙の通りエントリーを受け付けました。
ー 大障害のリストはこちら
ー 中障害Aのリストはこちら
ー 中障害Bのリストはこちら

※馬のワクチン接種は、所有者/選手の義務であり自己責任です。入厩時のチェックにおいて、馬の防疫に不備が発見された場合は、入厩を認めない場合がありますので、今一度ご自身でご確認ください。

※全日本大会に出場する選手は、競技前に必ずeラーニングを実施してください。選手以外の関係者にも実施を強く推奨します。選手関係者に限らず、どなたでもアクセスしていただけます。


競技会獣医事関連eラーニング(基礎編)


また、エントリー済みの選手で、本日以降怪我あるいは疾病など、やむを得ない事情により出場できないことが判明した場合、11月12日(水)17時までに下記指定の様式(選手の交代届)と医師の診断書の提出があれば、エントリーしていない選手への交代を認めます。ただし、交代できる選手は、大会実施要項『参加資格』に記載されている内容を満たしていることが条件です。
また、届け出は書面によるものとし、当連盟事務局へ届いたものとします。


選手の交代届(WORD)


提出先:
〒104-0033
東京都中央区新川2-6-16-6F
日本馬術連盟 障害馬術本部実行委員会
FAX:03-3297-5617
Emailはこちらから(jefjumping★yahoo.co.jp)★を@に変えてください
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障害馬術本部
2025 年 10 月 23 日
《全日本障害PartⅡ&ジュニア2026》完走実績について(変更なし)
第78回全日本障害馬術大会2026 PartⅡの中障害C/Dおよび第50回全日本ジュニア障害馬術大会2026の参加条件(人馬の完走実績)につきましては、2025年から変更はございません。実施要項については、後日発表いたします。


《PartⅡ(中障害C/D)》*人馬の完走実績
ポイント集計対象期間内に開催された、異なる2つ以上の公認競技会において、本大会に出場するグレードと同等もしくはそれ以上の認定種目で、総減点4以内で2回以上を完走していること。なお、完走実績は、同一人馬の組み合わせとする。

《ジュニア》
完走実績カウント対象期間内に開催された、異なる2つ以上の公認競技会において、本大会に出場するグレードと同等もしくはそれ以上の認定種目で、総減点4以内で1回以上、総減点0で2回以上完走していること(二段階走行競技も含む)。なお、完走実績は、同一人馬の組み合わせとする。ただし、スピードアンドハンディネス競技は実績の対象としない。
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障害馬術本部
2025 年 10 月 22 日
《全日本障害Part I》資格馬発表&エントリー受付開始
11月13日から16日まで、JRA馬事公苑にて開催します《第77回全日本障害馬術大会2025 Part I》出場資格獲得馬と予備馬のリストを下記の通り発表いたします。

また、本日より大会のエントリー受付を開始いたしました。
エントリーは、オンラインのみ受け付けます。申込締切日は、10月27日(月)です。
予備馬で参加を希望する場合についても、上記締切日までに申込手続き(お振込みまで)を行ってください。
エントリー確定等の詳細は、申込締切後にホームページでお知らせする予定です。


出場資格獲得馬リスト 大障害

出場資格獲得馬&予備馬リスト 中障害A

出場資格獲得馬&予備馬リスト 中障害B


なお、今回はJRA馬事公苑で開催されるため、オンラインエントリーとは別に、以下の書類に必要事項を記載のうえ、申込締切日(10/27)までにメールにてご提出ください

JRA馬事公苑入厩届(エクセルデータ)※全頭必須

JRA馬事公苑休憩施設利用申込書(エクセルデータ)※利用希望者のみ
※休憩施設の利用については、上記の申請書を提出いただいた方のみ有効となります。エントリー時に日馬連のオンラインシステムの備考欄等に記載されただけの場合は、そのお申込みは無効となります。
 なお利用にあたっては、必ずJRA馬事公苑施設の利用心得【全利用者対象】(PDFデータ)の「5.休憩施設の利用方法について」をご確認下さい

提出先はこちら (jefjumping★yahoo.co.jp)★を@に変えてください
*エクセルデータのままでご提出ください(PDF・手書き等不可)


実施要項の確認やオンラインエントリーは、大会ページから
エントリーに関するお問い合わせはこちらまで

 
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障害馬術本部
2025 年 10 月 20 日
《障害馬術》 佐藤選手、CSI5*-W Osloで4位
10月15日~19日にノルウェー・オスロで開催された障害馬術競技会《CSI5*-W Oslo》の高さ160cmで行われたワールドカップ競技にて、佐藤英賢選手とチャデラーノJRA号のコンビが4位に入賞しました。ワールドカップ競技には40頭が出場し、ジャンプオフに進んだのは11頭で、ダブルクリアランドは6頭でした。
また、佐藤選手とカンパイ3号のコンビはグランプリ競技に出場し、5位に入賞しました。





佐藤英賢選手とチャデラーノJRA号


Osloの全競技成績はこちらから(外部サイト)
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障害馬術本部
2025 年 10 月 20 日
《アジア競技大会》馬術競技テクニカルハンドブック(第2版)について
 2026年9月にJRA馬事公苑にて開催される第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)馬術競技について、組織委員会よりテクニカルハンドブックが更新され、第2版が発表されましたので、ご案内いたします。

馬術競技テクニカルハンドブック 第2版(PDF)

 
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